2023.03.25 ニュース

学研エデュケーショナル、フランチャイズオーナーとの定例研修会の改革に着手

https://www.gakken.co.jp/purpose/classroom

「学研教室」「学研幼児教室」「めばえ教室」などの学習教室を全国展開している株式会社学研エデュケーショナルは、この春から全従業員及び全国の学研教室フランチャイズオーナーを対象としたリスキリングを行う。

学研教室は1980年にサービスを開始、43年間で全国各地のフランチャイズオーナーと契約し、現在は約10,000人のオーナーが指導者として教室で子どもたちの指導にあたっている。

今回行うリスキリングへの取り組みの背景として、同社は「変わりゆく教育・子育て事情に対応した各種研修を取り行い、指導者の指導力の研鑽の場をフランチャイズ本部として提供してきましたが、保護者面談や子どもとのコミュニケーション・関わり方など、指導の質が均一でないことをご指摘いただくことも出てまいりました。」と述べている。

そこで、従業員の業務関係DXを促進させるべくリスキリングに着手するとともに、従業員とフランチャイズオーナーとの一体感をより醸成する一環として、学研教室フランチャイズオーナーに毎月行う定例研修会の改革を実施することにした。その一環として、まずは教室に通う子どもたちの学びに直結する、フランチャイズオーナーのリスキリングから着手する。

具体的には「非認知能力」の習得と育成に関する実践ベースの体系的プログラムをもとに、フランチャイズオーナー全員を対象にリスキリングを行う。同社は1980年の開設当時から「子どもたちに学ぶ喜びを、子どもたちに自信を、子どもたちに生きる力を」という基本理念のもと、4つの指導方針と5つの指導システムを用いて、子どもたちが「生きる力」を身につけられるよう指導を行ってきた。

学習教室として、教科学習に代表される「認知能力」の育成だけでなく、判断力や思考力・集中力・学びに向かう意欲ややり抜く力・忍耐力などの「非認知能力」の育成にも取り組んでいる。子どもたちが非認知能力をはぐくむためには、教室で指導にあたるフランチャイズオーナーがまず非認知能力をスキルとして身につけておく必要があるという。

実際の研修会では、フランチャイズオーナーにスキルとしての「非認知能力」を習得してもらうプログラムを非認知能力育児のパイオニア・ライフコーチとしてコーチングメソッドを持つボーク重子が制作・監修した、完全オリジナルプログラムを主に定例研研修会を通して1年間受講してもらう予定。

学研教室
https://www.889100.com/

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