モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を展開する株式会社INFORICH(インフォリッチ)と、株式会社ティーガイアの外国子会社T-Gaia Asia Pacific Pte.Ltd.(TGAP)は、2023年3月16日に「ChargeSPOT」事業についてのマスターフランチャイズ契約を締結、シンガポールにおける「ChargeSPOT」のフランチャイズ展開について合意した。
モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」は、対応アプリでバッテリースタンドのQRをスキャンするだけでモバイルバッテリーがレンタルでき、別のバッテリースタンドに返却することができるサービス。レンタル端末は日本全国47都道府県に設置されている。また、全てのバッテリースタンドにデジタルサイネージが付いており、設置先の販促情報等の動画広告も配信可能。

INFORICH社は「ChargeSPOT」の今後の成長戦略の一つとして、アジアを中心としたモバイルバッテリーシェアリングサービスのグローバル展開に取り組んでいる。現在のサービス展開エリアは日本のほか、香港・中国本土・台湾・タイの5地域で、既にアジア全域で約52,000台を設置している。この流れで新たな展開候補国にシンガポールを選定、これまで現地パートナー候補との協議を続けてきたという。
マスターフランチャイズ契約を締結したティーガイアは、外国子会社TGAPを通じ、2014年からシンガポールのコンビニエンスストア、スーパーマーケットを中心にギフトカード等のプリペイドカード商材のディストリビューションを行っており、1,000拠点以上の販売網を構築するなど事業展開ノウハウおよび事業基盤を有している。
シンガポールではティーガイア現地子会社を通じて2023年内のサービス開始を目指す。INFORICH社は「シンガポールは人口密度やスマートフォンの普及率の高さに加え、世界的に見ても旅行客等の海外渡航者数が多い地域であり、モバイルバッテリーシェアリング事業との親和性が高い有望な市場であると考えています。」と述べている。
株式会社INFORICH
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