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業態転換しコロナ禍でも月商1,870万円、ヒョンチャンプルコギがFC募集を開始

広島県で焼肉店を中心に事業を展開する株式会社グラットンは、運営する韓国屋台料理とプルコギ専門店「ヒョンチャンプルコギ」のフランチャイズ加盟店の募集を2022年4月より開始した。ヒョンチャンプルコギは、同社が展開していた居酒屋業態がコロナ禍で業績が悪化し、業態をリニューアルする目的で開発された。

リニューアル前の居酒屋業態は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売上が大幅にダウンしており、前年対比70%の落ち込みと店舗を維持することが困難なレベルに陥っていた。飲食業全体が逆境の中、大きな投資をかけずに業績回復させる方法はないかと検討した結果、韓国屋台料理とプルコギ専門店ヒョンチャンプルコギを開発するに至った。

ヒョンチャンプルコギは、コロナ禍・アフターコロナでも成長できる業態の特徴を徹底的に調査、それらを網羅した。同社は大きな特徴として以下の7点を挙げている。

1. 韓国料理の専門性を追求
2. 原価高騰の中、価格競争に巻き込まれない商品構成
3. 現場オペレーションを簡易化、職人レスでの営業体制
4. まるで韓国旅行に行ったような空間
5. お客様が勝手にSNSでマーケティング
6. オープニングの求人応募数100名越えの採用力
7. 低投資でリニューアル可能

これらの強みを活かして、2021年7月に居酒屋業態を転換しリニューアルオープン。ヒョンチャンプルコギ1号店である紙屋町本店では、2021年12月には新型コロナウイルスの影響がある中でも月商1,870万円、FLコスト53%を達成した。またオープンにかかった紙屋町本店のリニューアルコストは1,150万円だった。

80品以上の韓国料理を職人不要で提供可能

フランチャイズの加盟希望者から問い合わせがあったことを受け、本格的にフランチャイズ展開を行うことが決定した。加盟店募集開始から1ヶ月を待たず、既に多くの問い合わせがあり契約を締結した企業も複数社出てきた。FC本部である株式会社グラットンは「100店舗の展開を目指していきたい」と述べている。

株式会社グラットン
https://9141.jp/glutton/