冷凍パン専門店として昨年秋に開業した「パンデマンド」を展開する株式会社博多製麺処は、冷凍自動販売機のフランチャイズオーナーの募集を開始した。
パンデマンドは、4月末よりイオンモール福岡、イオンモール筑紫野、イオンモール直方で設置販売を開始。冷凍自動販売機での販売構想は事業開始当初からあったものの、フランチャイズは想定していなかった。
イオンモールに設置販売を開始したプレスリリースを配信したところ、数多く問い合わせがあり、美味しさと便利さを届けていく仕組みづくりが必要であることに気づき、冷凍パンの自動販売機フランチャイズオーナーの募集を決定した。
コロナの次に見えてきた課題は、インフレと人手不足であり、美味しい状態を長期間キープしつつ、24時間非対面非接触で販売できる冷凍自動販売機は、有効な解決策の一つと考えた。また、パン業界の抱える問題に、平均3~5%以上とも言われる高い廃棄率がある。

パンと冷凍は、品質保持・経営・お客様の利便性など様々な観点からみても相性が良く、パンデマンドでは、オーブンからとり出したパンをマイナス45度で急速冷凍し、さらに真空に近い状態で包装することによって焼きたての美味しい状態で時を止めることが実現した。自動販売機では、名物の「ミニ食パン」と「まーるい食パン」を販売している。今後は、期間限定品など定期的にアイテムの入れ替えを行っていく予定となっている。
店名のパンデマンドは、「パン」と「オンデマンド」をかけた造語となっており、ロゴマークの羽の生えたパン「フライングブレッド」には、時空を超えて美味しいパンが飛んでくるという意味がある。
パンデマンド公式サイト
https://pan-demand.jp/
tag : #パンデマンド