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さかい珈琲、全国33店舗目の鹿児島ベイサイド店をオープンし九州初出店

株式会社J・ARTが展開するカフェの全国チェーン「さかい珈琲」は6月23日には33店舗目となる「鹿児島ベイサイド店」をオープンする。鹿児島ベイサイド店は、電気工事、空調工事、産業廃棄物運搬事業等を運営する有限会社カナンシステム(代表取締役:肥後裕二、鹿児島市甲突24-28)がFCオーナーとしてオープンする。

さかい珈琲は、カフェの全国チェーンで、モーニング、ランチ、ティータイム、ディナーと全時間帯で利用を楽しむことができる。これまで北海道・本州と店舗展開を進め、この度初めて九州に進出した。

FCオーナーのカナンシステム肥後代表は、今回のオープンに「数ある飲食チェーンのFCの中でも『さかい珈琲』の本部は加盟店オーナーの意見を尊重してくださり、こちらが実現したいイメージに寄り添ってくれます。当社ではこれからこの業態の強さをいかんなく発揮して、鹿児島県下で多店化していきたいと考えています」とコメントを寄せた。

さかい珈琲のフードメニューでは、カフェとして伝統的な「オムライス」「パスタ」「ココット」が定番。スイーツ&デザートでは「パンケーキ」が充実している。居心地の良さを重視した女性目線の内装とサービスによって、女性客比率65%となっている。

鹿児島ベイサイド店では、女性トイレのパウダールームを充実させ、女性客に安心して過ごしてもらうことを目指す。店内はWi-Fi環境、テーブルに電源設置、喫煙室の設置、ウェイティングスペースにマガジンラックを設置、名産の安納芋やシフォンケーキなどを販売するなど、多様なお客様の多様な利用動機に応える機能を揃えている。

鹿児島ベイサイドプラザは、20年ほど前に整備された商業エリアで、大通りの通称「旧10号」沿いには、さまざまなロードサイド型の飲食店が立ち並んでいる。鹿児島ベイサイド店からは、桜島を眺めることもできる。鹿児島ベイサイド店オープン記念イベントとして、6月23~25日の3日間は、各日先着100名に「サラダボウル&エコバッグ」をプレゼントする。

さかい珈琲は、主に郊外ロードサイドでの営業を得意としており、コロナ禍にあっても客数の落ち込みは軽微であった。安定した飲食ビジネスが異業種から注目されるようになり、加盟希望の問い合わせが急増している。

同一県内で複数店舗展開している加盟店オーナーも現れてきており、さかい珈琲では新事業の基盤づくりを進めている。さかい珈琲本部は「地元のお客様の志向を熟知しているオーナーの意見を尊重し、これまで本部が築いてきたノウハウによって全国チェーン展開を進めていきます。」と述べている。

さかい珈琲
https://www.sakaicoffee.jp/