「⽇本結婚相談所連盟」を運営する株式会社IBJは、タイで不動産コンサルティング業を中心に日本人向けサービスを展開するShinyu Real Estate Co.,Ltd.と提携し、IBJ加盟結婚相談所「バンコク婚活相談窓口」をオープンした。
IBJはこれまで、アメリカ、オーストラリア、シンガポールと海外展開を行ってきたが、今回のバンコクで4カ国目の海外進出となる。
ジェトロの調査によると、タイには5,800社を超える日系企業が進出している。現在、タイに在住する日本人は約8万2千人。そのうちバンコクには約6万人の日本人が在留している。コロナ禍の影響で日本人の海外在留人数が減少するなか、タイでは2020年以降も日本人が増加中。今後も日本人に向けたサービス需要が高まると予想される。

今回加盟したShinyu Groupは、タイにおけるコンドミニアムの売買・賃貸仲介サービスや、富裕層向けタイ永年ビザの紹介などを展開しており、ライフイベント領域の事業拡充に注力している。この取り組みの中、IBJの「ご縁がある皆様を幸せにする」という経営理念に共感し、結婚相談所の開業に至った。
今回オープンする「バンコク婚活相談窓口」をベースに、タイ在住の日本人同士の成婚、一方が日本・一方がタイに住む日本人同士の成婚、日本文化に馴染みのある対人と日本人の成婚を実現していく。
現在タイでは、女性の社会進出や医療技術の向上などが背景となり、日本を上回るスピードで少子化が進んでいる。IBJは、タイ在住の日本人同士あるいはタイ人と日本人の成婚による「結婚」を生み出すことで、少子化対策の一端を担っていきたいと述べている。
株式会社IBJ
https://www.ibjapan.jp/