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2023.03.15 ニュース

マーチャント・バンカーズ、FC加盟していたインターネットカフェ事業から撤退

https://mbkworld.co.jp/

投資事業を展開するマーチャント・バンカーズ株式会社は、フランチャイズ加盟して進めていたインターネットカフェ事業から撤退することを発表した。撤退するのは「自遊空間 大塚店」「自遊空間 津田沼北口店」の2店舗。

大塚店は2014年1月から9年強、津田沼北口店は2015年3月より8年間運営してきたが、第三者に事業承継し撤退する。大塚店は2020年3月期から、津田沼北口店は出店時より8年間赤字が継続しており、長期に渡り業績にマイナスの影響が出ていたという。

同社のインターネットカフェ事業の業績実績は、2022年3月期で売上高91百万円、経常利益▲31百万円、2022年4月〜2023年2月(11ヶ月)は売上高90百万円、経常利益▲16百万円となっていた。

マーチャント・バンカーズ株式会社は、多岐にわたる事業を展開しているが、2020年から新型コロナウイルス感染拡大の影響を多く受け、ホテル事業とインターネットカフェ事業はその中でも特に大きく影響を受けた。2020年8月にはホテル事業から完全撤退し、今回のインターネットカフェ事業撤退はそれに続く形となる。

同社はプレスリリースにて「来期より、投資会社としてより筋肉質な収益体質を構築し、不動産事業の安定的な賃料収入と物件売却による堅固な収益を基盤にして、将来性や成長性の高い案件への投資を展開してまいります。」と述べている。

自遊空間
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