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かつ丼吉兵衛、FC展開中のバーチャルレストラン店舗を京都でオープン

株式会社吉兵衛は、Uber Eatsを利用したバーチャルレストラン型でのデリバリーサービスを提供する「神戸 かつ丼吉兵衛 佛大前店」を京都市北区で5月9日にオープンした。

株式会社吉兵衛は、1979年、神戸三宮にて創業のかつ丼吉兵衛を運営。カウンター6席1坪弱の店舗からスタートし2010年4月に法人化。2010年10月に2号店を出店し、現在は直営店9店舗、FC店1店舗、VR FC店10店舗(合計20店舗)を展開している。2020年10月よりオンラインデリバリー限定バーチャルレストランのフランチャイズ事業を開始した。

吉兵衛は「かつ丼で活力を!!」を合言葉に、創業時からの看板商品、肩ロースを使用したかつ丼を通して、1人でも多くの方に活力を届けたいとの想いから「神戸活丼」と銘打つ「かつ丼吉兵衛」を展開し「玉子とじかつ丼」「ソースかつ丼」「韓辛味噌マヨかつ丼」「カレーかつ丼」の4本柱でメニューを構成している。

オンラインデリバリーサービス会社を利用したデリバリー専門店は、オンライン上の店舗であり、バーチャルレストランの所在地に「かつ丼吉兵衛」はなく、オンラインデリバリーサービスアプリの中に「かつ丼吉兵衛」が表示されオンライン注文のみを受け付ける店舗となっている。バーチャルレストラン運営者は、実店舗とは違う業態で開業も可能。既存業態と並行して運営することもできる。

コロナ禍を経て飲食業界にはパラダイムシフトが起こっている。今までは、食品のインターネット販売はできても、料理のインターネット販売は困難だった。しかし、オンラインデリバリーサービスの登場によって可能となり、今後の生活様式に合ったサービスとして定着していくと予想されている。

株式会社吉兵衛
https://www.yoshibei.co.jp/

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