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アイラ、児童発達支援・放課後等デイサービス「ヒトツナ」のFC本部機能を受託

https://hattatsu-hitotsuna.com/lp/hitotsuna-fc/

発達障害児の将来の自立と就職に向けてトレーニングを行う教育事業者に対する開業・運営コンサルティングを提供する株式会社アイラは、埼玉県内で児童発達支援・放課後等デイサービス「ヒトツナ」を運営する株式会社サイドアイと業務提携を行い、「ヒトツナ」のフランチャイズ本部機能を受託した。これにより「ヒトツナ」はフランチャイズ展開を開始する。

児童発達支援、放課後等デイサービスは、0歳から18歳までの発達に特性のある子どもを日中や学校終了後の放課後等に預かり、将来の就職と自立に向けた様々なトレーニングを行う事業である。2012年の法改正により、現在の児童発達支援・放課後等デイサービスの体系になってから数年で事業所数は急増。比例して利用する子どもも増加している。「発達に特性のある子ども」とは、自閉症スペクトラム、ADHD、LD等の診断を受けている子どもや、診断名がなくても療育の必要性を認められた子ども等が対象となる。

ヒトツナは、2019年に埼玉県越谷市で開業。「人との繋がりを大切に、人との繋がりをもっと楽しく」というスローガンのもと、発達に特性のある子どもたちが「人と通じ合う経験」の中で、たくさんの学びや発見が得られるような体験学習を重視している。

ヒトツナフランチャイズ加盟店の開業にあたっては、本部のコンサルタントが物件選び、商圏調査レポート、関係法令適合の確認、事業計画書作成、資金調達支援、人材採用支援、集客、マーケティング支援、教育等、開業に必要なノウハウをもってサポートする。

株式会社アイラは、障害児の教育事業を開始したい事業家のスタートアップを支援するコンサルティングを実施。クライアント企業のスタッフ教育には力を入れており、表面的な施設運営のノウハウだけではなく人間の基本的欲求や本質を踏まえて「根本的解決」に働きかけるスタイルで、人材育成をサポートしている。

子どもたちに質の高い療育を提供する側の大人が、人として満たされ成長することにより、結果、子どもたちに還元できるものが増えるという考えのもと、事業所の教育環境の整備、研修の提供、人材育成のコンサルティングを強化している。

アイラの遠藤代表もADHD、ASDの当事者で、不登校やうつ、適応障害等の二次障害を経験してきた。自身の経験を踏まえて「発達に特性のある子どもが今ある環境にとらわれ人生を悲観することなく、未来に向かって生きる心の器を育てていきたいと思っております。」と述べている。

株式会社アイラ
http://ayla.co.jp

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