株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)は、現在展開する「#ワークマン女子」を「Workman Colors」へ改名することを発表した。本命の地方・ロードサイド・フランチャイズでの出店強化に当たり、改名して男性客の集客にも注力する。
「#ワークマン女子」は2020年10月の初出店以来、女性客を主なターゲットとして展開してきたが、人口の少ない地方への出店が進むにつれて広い客層の取り込みの必要性が課題となっていた。「#ワークマン女子」という名称は、当初は女性客の取り込みに大きな効果を発揮したが、男性向け製品の取り扱いが伝わりにくいという課題があった。実際、開店当初は男性向け商品があるかどうかの問い合わせが相次ぎ、店舗への入りにくさを感じる男性客も少なくなかった。
こうした背景から、既存店との差別化方針を変更し、「性別」ではなく「専売製品」による差別化を進める。「Workman Colors」では、2025年春から男性向けの「快適普段着」シリーズを本格投入し、女性製品と同等の比率で展開する。これにより、従来は男女兼用品(アウトドア系)を除くと3:2だった女性/男性製品比率を、1:1に調整する方針だ。特に地方店舗では男性客の需要が高いため、改名によって入店しやすい環境を整える。
2025年秋には「Workman Colors」の専売製品比率を60%に、2026年秋には80%まで引き上げる。前述した男性向けの快適普段着シリーズは「Workman Colors」の専売製品として販売される。さらに、これまで一部の男性客から「派手すぎる」との声があったアウトドアウェアの比率を半減させ、よりベーシックな男性向け普段着市場へ本格参入する。
改名の効果については、すでに実績が出ている。銀座店を「Workman Colors」に改名した際には、男性向け売場の拡大を行わなかったにもかかわらず、男性客が10%増加した。また「Workman Colors」は流行を見極めてから短納期で生産する同社トレンドPB品のブランド名でもあり、Colorsブランド品は人気で、現在も入荷即完売状態が続いている。
この結果を踏まえ、全国の「#ワークマン女子」は順次「Workman Colors」へと転換し、男性客のさらなる取り込みを図る。競合する国内大手は男性向け商品の品揃えが少ないが、ワークマンは改名を機に男性向け製品の強みがさらに拡大するとしている。
なお、これまで出店した「#ワークマン女子」が不調であったわけではなく、2024年秋に人口3~8万人の地方都市を中心に出店した11店舗の路面店は、全店が全国平均の売上を上回る「11戦全勝」状態であった。

この成功により、女子店の知名度を地方で高めるための広告塔であった「都会/商業施設内/直営出店」を一段落させ、本命の「地方/ロードサイド/フランチャイズ出店」へ重点を移行することとなった。この移行により、人口の少ない地方に行くと女性客だけでは経営が成り立たないと判断し、女子店の看板を外し今回の改名に至った。
同社は、2025年2月20日に奈良県の「Workman Colors 桜井店」を新規オープンし、既存「#ワークマン女子」の 浜松市野店、コスパ新下関店、くりえいと宗像店の3店舗を改装して、計4店舗を同時にオープンする予定としている。さらに2025年6月中旬までに25店舗の「Workman Colors」を新規出店し、その後も毎年40店舗のペースで出店を進め、2032年までに400店舗体制を構築する計画としている。その後も10年をかけて900店舗まで拡大し、最終的には既存店を合わせて日本最大の店舗網を目指す。
株式会社ワークマン
http://www.workman.co.jp











