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無人古着屋FC「セルフルギ」吉祥寺店が開店1ヶ月で黒字化

合同会社AVENDがFC展開する無人古着屋「SELFURUGI(セルフルギ)」は、3店舗目となる「SELFURUGI 吉祥寺店」が開店1ヶ月で黒字化を達成したと発表した。

SELFURUGIは、コロナ禍における非対面・非接触需要で高まるニーズによって誕生した無人古着店。24時間365日営業しており、商品の価格帯は1,000~5,000円が中心。無人店業態のため、接客にかかる人件費が掛からず、必要な店舗運営のオペレーションは品出しや掃除などと少ない。週の総労働時間は8~10時間程度に抑えており、今回の早期黒字化の背景はこうした人件費の徹底削減によるもの。

また、無人店は万引きが懸念されるが、大通りに面した立地、視認性が高いガラス張りの外装、監視カメラ、防犯モニターなどの設置によってオープン後も万引きゼロを継続している。そして店舗開業の初期費用が非常に安く済むため、フランチャイズ出店の問い合わせも増えているという。

SELFURUGIは、認定NPOブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)と提携。古着が売り切れずに在庫を抱えた場合は、BAJが運営する古着リサイクルプログラム「フルクル」を通じて在庫を寄付することで、新しい商品との入れ替えを行っていく。

SELFURUGI
https://avendgk.com/selfurugi

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