アキュラホーム、地域活性型FCモデルを開始

GD賞 超空間の家内観イメージ

木造建築を手がけるアキュラホームグループは、11月1日より、新事業「アキュラホームFC」を開始する。

アキュラホームFCでは、これまでアキュラホームが培ってきたナレッジをフランチャイジーに提供、アキュラホームブランドを活用した営業活動を実現する。

フランチャイズ展開の背景として、日本の住宅の約7割は地域工務店によって建築されており、地方においては「地域の特性を良く知る地域ビルダー・工務店が建てた後のサポートも含め住まいづくりを担うのが良い」と同社自身も考えている。

しかし、地方工務店を取り巻く環境は厳しく、工務店数は2020年の約8万社から2030年には約1.5万社まで減少することが予測されており、また大手ハウスメーカーも地方からの撤退を続けている。また地域工務店は、商品開発力、技術力、ブランド力、資材調達力、国の施策に対する対応力に課題がある。

こうした背景や市場課題に対して、同社のナレッジを利用し、アキュラホームグループはFC店の展開によって、地域の利用者に対しても、高い自由度のある住まいを耐震性・高性能を確保しながら適正価格での提供を目指すことが、顧客の選択肢を守り、市場変化に対する解決策の1つになると考えている。

アキュラホームグループは、業績好調を維持し、昨年度は過去最高の受注棟数となる2094棟を達成。成功実践ノウハウを「アキュラホーム FC」として全国の地域工務店に展開していく。

GD賞 超空間の家外観イメージ

FC加盟店は、アキュラホームブランドのもと、2022年度グッドデザイン賞を受賞した「超空間の家」の販売をはじめ、集客や営業をアキュラホーム同様に行うことが可能。設計や積算などの業務、資材の仕入れ、各種管理システムなどを使い、年間完工棟数30棟、売上7.5億円以上、営業利益7000万円以上を達成していく。

今後、直営店・FC店共に、2027年度には1万棟超の販売を目指していく。

アキュラホームFC加盟問合せフォーム
https://sabm.jp/contact/

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