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八百屋直営「ベジ郎」初のFC店をオープン

https://www.foodsupply.co.jp/

飲食店フランチャイジーとして展開する株式会社moveは、株式会社フードサプライが運営する「肉野菜炒め ベジ郎」のFC店「ベジ郎 東大和店」を10月4日にオープンする。

肉野菜炒め ベジ郎は、2021年12月に「ベジ郎 渋谷総本店」としてスタートし、2022年4月には2号店目となる「ベジ郎 池袋東口店」をオープンした。「ベジ郎 東大和店」は3店舗目、初のFC店となる。ロードサイドならではの新メニューも展開していく予定。

株式会社フードサプライは、コロナ禍で行き場を失いかけた野菜を非接触販売方式で一般消費者に販売する「ドライブスルー八百屋」の経験を活かし、コロナ後も見据えた生産者と消費者を繋ぐリアルD2Cの場として飲食店事業「肉野菜炒め ベジ郎」を立ち上げた。

ベジ郎 渋谷総本店はオープン当初男性客が9割を占めていた。しかし、たっぷりの野菜が食べられるという口コミがSNSで広がり、現在は女性客が4割近くまで増加した。看板メニューの「野菜炒め」は、1日分の野菜摂取量である400gが摂れる。

昨今、フードロス問題が話題となっているが、事業系食品ロスは年間約570万トンともいわれる食品ロスの過半数を占める。ベジ郎では、野菜を加工・調理する工程で一般的に使用せずに廃棄してしまうキャベツの芯を使用したコールスローなどをトッピングとして提供することで、野菜の新たな価値を生み出そうとしている。ベジ郎は今後も、フードロス削減に貢献する飲食店を目指し、FC展開を中心に展開していく予定。

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