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サンマルク、ベーカリー「ohana」とマスターFC契約を締結し全国展開

オープンから8年を迎えたohana本店(埼玉県本庄早稲田)

株式会社サンマルクイノベーションズは、ベーカリーズキッチン「ohana」を運営する株式会社グリーンルームとマスターフランチャイズ契約を2022年7月に締結した。

株式会社サンマルクイノベーションズは、「サンマルクカフェ」「鎌倉パスタ」など8ブランドを展開するサンマルクグループの新規事業・DX・フードテック・サステナビリティを実践するグループ企業。これまで数々の飲⾷店ブランドを国内外で直営及びフランチャイズで800店舗以上展開してきたノウハウで、スクラッチベーカリーとして成長するohanaブランドをバックアップし、全国でのFC展開を推進する。

ベーカリーズキッチン「ohana」は、スクラッチ製法でのパンづくりにこだわり、地域の季節野菜や果物を生かした豊富なメニューを提供。2014年5月に本店がオープン以来、郊外のファミリー層向け大型店舗を基軸としながら、道の駅や百貨店など幅広いスタイルで出店し、現在直営店6店舗・FC店8店舗の14店舗を関東を中心に展開している。

今回のohanaブランドとのマスターフランチャイズ契約において、ohanaに対してDX等の最新技術を取り入れ、効率的で円滑なオペレーションの確立、全国へ店舗を持つ中で構築した物流網やクオリティコントロールのノウハウ、パンをカフェ・レストランなどの飲食店の中で付加価値を上げていくブランド開発力など、サンマルクイノベーションズが持つ技術や資源を活用しながらシナジーを生み出していく。

また、FC店舗の開店・運営のフローをより明確に固め、フランチャイジーのサポート強化を行いながら加盟店の募集を行い、全国にohanaおよび関連ブランドを拡大していく予定となっている。

さらに、ohanaのスクラッチベーカリーの強みを生かして、地元食材・旬の食材を取り入れた商品開発を行い、地産地消を実践。道の駅などでの展開も強化し、パンを通して地域の魅力を発信し、地域コミュニティの中心となるような店舗開発を推進する。今後は、地域食材の生産と消費、食文化の伝承や地域経済の活性化に加え、食材輸送にかかるエネルギー削減などを通じて、外食産業におけるサステナビリティを牽引していく。

株式会社サンマルクホールディングス
https://www.saint-marc-hd.com/hd/